Emacs のキーボードマクロ

テキスト編集で同じ操作を繰り返すなら、Emacsキーボードマクロ が便利。

例えば、以下のような内容の各行をダブルクォートで囲むとすると、

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  1. C-x ( → キーボードマクロ定義開始。ステータス行に "Defining kbd macro..." と表示される。
  2. 繰り返す操作を入力。ここでは、
    1. " → ダブルクォート入力
    2. C-e → 行の最後に移動
    3. " → ダブルクォート入力
    4. C-n → 次の行に移動
    5. C-a → 行の最初に移動
  3. C-x ) → キーボードマクロ定義終了。ステータス行に "Keybord macro defined" と表示される。

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定義したキーボードマクロを実行するには C-x e を入力。繰り返し実行するには C-u (universal-argument) を使う。C-u 1 0 C-x e で 10 回実行してみるとこうなる。

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